吃音セラピーの『理念
 吃音セラピーは、「元」吃音者の私が、私自身の経験から、吃音どもりは『治る』というメッセージを発信しています。
 吃音セラピーは、読むだけで、吃音が治るサイトを目指しています。

吃音セラピーの『結論
 【吃音】【結果】吃音への【恐怖】【嫌悪感】などの【マイナスの感情】【原因】
 吃音は、心の問題と理解し吃音を心から受け入れ吃音を克服しようと思わなく成れれば、吃音は必ず治ります。

吃音の治し方はトップページの一番最初に書いてあります。
どうぞご覧ください。とてもシンプルです。

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吃音は、私を守ってくれていたのだと思います。

吃音が私を守ってくれていたなんて、

まったくおかしなことを書いていますけど、

私は、吃音が治った今となっては、時々、そう思うときがあります。

 

私の両親は、男のおしゃべりをとにかく嫌っていました。

小さいながらも、会社を経営している両親からすると、

よくしゃべる男は全然ダメなんだそうです。

幼い頃(小学校の低学年くらいの頃)から、よく怒られたものです。

 

これ、今となっては、私が吃音になった最大のキッカケだったような気がします^^

 

でも、大人になってみるとよく分かります。

おしゃべりの男性は、色々な点で不利です。

最もデメリットは、軽く見えてしまうこと。

 

吃音が、私の口数を適度に少なくしてくれました。

それでも、まだ、自分でもおしゃべりだったと、反省しているくらいですから、

私は、よほどおしゃべりだったんだと思います。

両親が、口うるさく私を叱るのも無理もなかったかもしれませんね^^

 

私にとって、吃音は必要だったのかもしれません^^

それでようやく普通になった^^

 

でも、こんなことが言えるのも、治ったからこそですね。

現在進行形なら、 ^^ ← こんな笑マークなんて使っていられません。

 

何度も書いていますが、

私は、吃音を持っている割には、よくしゃべる方でした。

 

そして、よくしゃべるくせに、

肝心な時には、どもってしまって、うまくしゃべれないものですから、

余計にタチが悪いのです^^

 

例えば、失言したとします。

本当は、訂正したいのだけれど、

「今すぐ訂正しなきゃ!」

そう思えば思うほど、

リキんでしまって、どうにもうまく言えそうにない。(予期不安)

そして、予期不安が出てくると、実際、100%言葉は出てこない。

 

「すみません。今のはこういう意味です。」

本当はこう言いたいのに、

「す、、、す、、、」 ここから先が出てこない。。

もういいや、あきらめよう。

こういうことがよくありました。

 

吃音の特徴ですね。

訂正しなければ、

と、気負えば気負うほど、

言葉が出てこなくなるというのは。

そういう意味では、吃音にはずいぶん泣かされました。

 

でも、それでも私は、今となっては吃音に守られたと思えるのです。

だって、過去なんて、もう記憶の中にしか存在しないんですから。

そして、何より、元来、私は、一言余計なことをいうタイプだったからです。

 

今でこそ、きれいな言葉、人を褒める言葉を意識して使うようになりましたが、

若い頃は、よく人とぶつかりましたし、決して、褒められた性格ではありませんでした。

 

今でも時々、妻と口げんかをしたりすると、こう思います。

「また、余計なこと言っちゃったな。」

「これじゃあ、どもってたほうがよっぽどマシだ。」

「何のために吃音が治ったんだ?」

 

吃音がなければもっとハッピーな人生だったかというと、

決してそんなことはない。

これが今となっては、私の正直な実感です。

 

汚い言葉をたくさん吐いて、

人を傷つけるくらいなら、

言葉が出てこないで、

自分が悔しい思いをしている方がずっといいです。

 

あらためて、

吃音は、私を守ってくれていたのだと思います。

 

本当に不思議ですよ。

吃音って、治ってしまうと、全然憎たらしくないのです。

 

私は、ブログを始めた関係上、毎日毎日、吃音と向き合っています。

ある意味、どもっていた時よりも、吃音と向き合っています。

というより、どもっている時は、目を背けたいですから、まず向き合いませんけどね^^

 

ですから、本当に、しょちゅうです。

ほぼ毎日、吃音に感謝しながら、生きています。

 

今日も、プラス思考なだけの私の記事を、最後までお読みくださりありがとうございます。

吃音を克復するということは、吃音へのマイナスの感情をいかにして無くしていくか。

吃音は治ると信じつつ、吃音を治すことに固執しない。開き直る。良いものは取り入れる。

このへんの理屈が腑に落ちれば、必ず治ります。これはもう間違いないです。

プラス思考で、今日も頑張らずに、頑張りましょう^^

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(ブログでは書けないこともありますから、メール、大歓迎ですよ^^)

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