吃音セラピーの『理念
 吃音セラピーは、「元」吃音者の私が、私自身の経験から、吃音どもりは『治る』というメッセージを発信しています。
 吃音セラピーは、読むだけで、吃音が治るサイトを目指しています。

吃音セラピーの『結論
 【吃音】【結果】吃音への【恐怖】【嫌悪感】などの【マイナスの感情】【原因】
 吃音は、心の問題と理解し吃音を心から受け入れ吃音を克服しようと思わなく成れれば、吃音は必ず治ります。

吃音の治し方はトップページの一番最初に書いてあります。
どうぞご覧ください。とてもシンプルです。

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吃音(どもり)を意識する『前』の子供の吃音は、比較的簡単に治ると思います。

子供の吃音(どもり)を治した経験が私にはありませんので、

あくまでも、私の単なる一意見に過ぎないのですが、

私はこう思います。

 

吃音を意識する『前』の子供の吃音は、比較的簡単に治る。

 

吃音の正体は、どもることへの恐怖心を含めたマイナスの感情ですので、

そういう恐れや、マイナスのイメージを持っていないうちは、

吃音に似た症状があったとしても、厳密には、吃音ではありません。

 

吃音へのマイナスの感情がないんだから、すぐに治る。

厳密には、吃音ではないので、本当は、ここで「治る」という表現はおかしいのですが。

一応、こういう理屈です。

 

もしも、あなたのお子さんが、ちょうど、どもりはじめたというタイミングなら、

このまま読み進めてください。

少しだけお役に立てるかも知れません。

 

私の子供が吃音になったとしたら、という仮定で書きました。

 

吃音は『心』の問題だから、絶対に遺伝はしない。

 

これが私の持論ですが、

なんと言っても、かつて吃音に悩んでいた私を、

わざわざ父親に選んで、生まれて来てくれたわが子です。

 

もしかしたら、どもり始める可能性はあると、

私はいつでも、わが子の成長を気に留めています。

 

ある日突然、子供がどもり始めたら、、

 

親としては気が気じゃありませんね。

私も、出来ることなら同じ苦労はさせたくありません。

でも、こればかりは分かりません。

 

子供がどもり始めたとき、

私がやろうと決めていることはとてもシンプルです。

 

・よく話を聞いてあげる。

・決して聞き返さない。

・どもりを注意しない。

・こちらがゆっくりと話してあげる。(見本を見せてあげる)

・決して動じない。

 

たったこれだけです。

たったこれだけですが、

ひとつだけポイントがあります。

 

それは、単なるテクニックではなく、

 

しっかりと子供を愛情で包んであげる結果として、

そうしてあげるということです。

 

しっかりと子供に愛情を注ぐことで、

こちらが浮き足立ってしまうことも防げます。

 

では、これで治るのかと言いますと、


おそらく治ると思います。

 

私の経験では、どもる子供はたいてい、

機関銃のような早口です。

もしも早口ではないとしても、慌てた話し方です。

そして、

話好きです。

 

覚えたての言葉を、機関銃のようにしゃべって上手に喋れれば、それは奇跡です。

たいていは、ヘンなクセがつくものです。

そのクセとは、どんなものかと言いますと、

 

ああああああ、あのね、

おおおおおお、お母さんね

 

これです。

世間でよく言う『連発』です。

 

よく『連発』は、吃音の代表格のように捉えられることがありますが、

私は、連発』を、吃音だとは思っていません。

これは、単なる話し方のクセです。

 

でも、このクセは厄介です。

放っておくと確実に、吃音に変化していきます。

 

本人もまだ気が付かないうちに、

まだ、のどの奥に、ことばがつまって出てこなくなる前に、

矯正しておく必要があるわけです。

 

その方法が、

・よく話を聞いてあげる。

・決して聞き返さない。

・どもりを注意しない。

・こちらがゆっくりと話してあげる。(見本を見せてあげる)

・決して動じない。

 

まだ正しい話し方、聞き方を知らない子供に、

大人が正しい話し方、聞き方を見せて、教えてあげるのです。

 

慌てず騒がず、親がたっぷりの愛情を注いであげれば、

きっと、子供が吃音の深い闇に落ちていくことはないと思います。

 

また、年子で、3人兄弟、しかも末っ子で育った、

私の子供の頃の経験から追記させてもらうと、

 

子供が慌てた話し方をする理由のひとつに、

親が、自分の話に耳を傾けてくれないから、というのがあります。

 

親がいつも、兄や姉の話ばかりを優先して聞いているような気がする。

もちろん、そんなことはないのですが、

一番末っ子は、いつでも、つま先立ちをしているようなものです。

 

自分より体の大きな兄姉の中に割って入って、

一生懸命、親に構ってもらおうとするのです。

親に聞いてもらおうと、いつも焦って話すのです。

 

たまに話を聞いてくれると、

うれしくて、やはり、余計に焦って話してしまうのです。

 

これは、親が話を聞いてくれているうちに、自分に注目してくれているうちに、

話してしまおうという心理が働いているとも言えます。

 

以上が、末っ子の私の経験。

もちろん、逆もあると思います。

弟や妹が生まれてから、自分の話を聞いてくれなくなったような気がする。

だから、一番上の子が兄弟の中に、割って入るようになった。

よくストレスが原因だといいますが、具体的にはこういう事例だと思います。

 

ここで注意して欲しいのは、こういうストレスは誰にだってあるということです。

親御さんは、必要以上に反省しすぎないでください。

だって、子育てのベテランなんているはずがないのですから。

 

しかも考えてもみて下さい。

子育て現役世代の親たちは、一体何歳ですか?

完璧を求められるには若すぎますよね。

たくさんの失敗をして当然だと思います。

 

さて、

もしも思い当たるお父さん、お母さんがいれば、私はチャンスだと思います。

子供の吃音を治せるチャンスです。

 

焦らず、

本腰を入れて、

取り組んでみてください。

 

きっと、治ると思います。

 

とりあえず、しばらくやってみてください。

 

子供に愛情を注いであげて、

よく話を聞いてあげて、

話し方や聞き方の見本をみせてあげるだけです。

何にも難しいことはありません。

 

お子様の吃音がよくなることを祈っています。

 

 

もしもそれでもダメだった場合、

 

1ヶ月程度であきらめちゃだめですよ。

もう、小学校を卒業しても、中学校を卒業してもダメだった。。

こういう場合です。

 

その時は、

どうぞ、しっかり見守ってあげてください。

 

私ならこう考えます。

親の責任は、十分果たした。

“吃音で苦労することを人生の目標のひとつ”と決めて、私の元に生まれて来てくれたのかな。

 

人生に無駄な苦労は何一つありません。

苦労のない人生が幸福ではありません。

 

吃音を克服したからこそ、私は言い切れます。

吃音で苦しんだからこそ、今の自分があると。

 

吃音は、とても苦しい経験ですが、

子供の人間的な成長という観点から考えると、

今の時代なら、スピリチュアル的な成長と言ってもいいでしょうか、

 

自分の力で、吃音を克服する方が、当然、より大きな『気づき』を与えてくれます。

 

もしも、子供に、吃音を乗り越える力があるのであれば、

子供が気づかないうちに、親御さんが取り除いてあげるのではなく、

本人に乗り越えさせるのも、ひとつの方法です。

 

あなたのお子さんもそれを望んで、

あなたの元に生まれてきたのかもしれません。

 

 まとめます。

 

私が最初に示したのは、

1.本人の知らないうちに、親が吃音を退治してしまう方法です。

私も、子供はかわいいですから、絶対にこの方法を取ります。

 

そして、次が、

2.ダメだった時には、さらに腹を決めて見守るという方法です。

 

むしろ、今の私には、

2.の、子供に、自分の力で乗り越えて欲しいという気持ちが、本音です。

(でもムリだと思います。とても耐えられそうにありません。)

 

いずれにせよ、

最終的に、私の子供が吃音になっても、

また、子供が吃音を意識する『前』に治らなくても

今の私には、心の準備も、覚悟も出来ています。

 

あなたはどうですか?

 

2013年4月22日追記

 

この記事は、早口や、言葉の未発達という前提で記事を書きましたが、TMS理論類似の、吃音の発症という可能性もあると思うようになりました。
ある日突然、ものすごく激しくどもり始めるというのは、そういう説明が一番シックリくるような気がします。(後述します)
そして、ある日突然ということは、遺伝子云々でもないことを意味していると、私は考えます。

 

2013年5月9日追記

これで解決です。

娘の吃音が治るまで ← おすすめのHPを見つけました

 

今日も、プラス思考なだけの私の記事を、最後までお読みくださりありがとうございます。

吃音を克復するということは、吃音へのマイナスの感情をいかにして無くしていくか。

吃音は治ると信じつつ、吃音を治すことに固執しない。開き直る。良いものは取り入れる。

このへんの理屈が腑に落ちれば、必ず治ります。これはもう間違いないです。

プラス思考で、今日も頑張らずに、頑張りましょう^^

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