・ゆっくりと落ち着いて話せばどもらなくなるって、
・まずは、信じてみましょう。
・必ずそうなっていきますから。
・細野晴臣さんのハウスメーカーのCMって、耳に心地いいと思いませんか?
こんなことを書いてきましたが、ここまでは、比較的簡単ですよね。
ゆっくりと落ち着いて話せば、どもらなくなるって信じるだけですし、
実際に、ゆっくりと話すことを心がけるだけですから。
問題は、落ち着いて話す。
これが難しい。
これがものすごくハードルが高いことは、私もよく分かっています。
落ち着いて話ができれば、調子のいい日なら、どもらずに話せることだってありますからね。
実際、これが簡単という人は、すでに吃音者ではないと言ってもいいくらいです。
ゆっくりと話すのは、単に話し方の問題ですが、
落ち着いて話すのは、心の問題ですから、
吃音(どもり)の本質にかかわる問題です。だから一番難しい。
どうやったら落ち着いて話せるのか。
これに難なく答えれる人がいるとすれば、M.R.Mの中村さんくらいでしょうか。
私の結論は、
『大人の話し方』
特に
『聞き方』を身につける。
これです。
『大人の話し方』特に『聞き方』を身につけると、
『あること』が分かってきます。
それは、
・会話は難しくない。
・人は怖くない。
・人は話を聞いてあげるだけで満足してくれる。
・相手が満足すると、こちらも満足できるし、何より、楽しい。
・つまり、WinWinの関係になれる。
そして、これが分かってくるとシメたものです。
すでに、
・あなたは会話を楽しめています。
・心に余裕が生まれています。
・自然な笑顔になっています。
・体の力が抜けて自然体です。
・沈黙すら楽しめています。
その結果、
・あなたと話をすると楽しい!と、相手は思ってくれます。
・自分の話をしっかりと聞いてくれる人を、人は好きになるものです。
あなたのまわりに、こんなは人いませんか?
決して目立つ人ではないんだけど、絶対にいなくては困る人。
こんな人は、たいてい、『聞き方』を身につけている人です。
どうですか?
明日から人の話をよく聞いてみようという気持ちになってきましたか?
だとしたら私もうれしいです。
まずは、『聞き方』を身につけてください。
決して難しくありません。相手の話をしっかり聞くだけです。
「はい」とか「ええ」とか相づちが必要だ。
それが言えないかも知れないと思いますか?
大丈夫。相づちは、無言で、ゆっくりと首を縦に振る方がいいのです。
たったこれだけで、あなたは絶対いなくては困る人になれます。
そして、この経験は間違いなくあなたの自信になります。
とてもいい訓練になりますよ。
まとめますね。
一朝一夕で、落ち着いて『話せる』ようにはなりませんが、
一朝一夕で、落ち着いて『聞ける』ようにはなります。
試しに、今日から始めてみてください。
人の話をよく聞く。
たったこれだけのことで、
あたなの心が、
あなたの人生が変化していきます。
どんな風に変化していくのかは既に書きましたので、
もう一度見直してください。
なんだか楽しくなってきましたね。