今回の記事は、昨日、私が個人サポートをしている方に送ったメールです。
前回尻切れトンボになってしまった記事のつづきになります。
もしかしたら、あなたもつづきを読みたかったかも知れませんのでシェアしたいと思います。
以下、メールの内容
昨日は、以前行っていた会員限定フォーラムでのあなたとのやり取りを読み返していました。
とても良いやり取りが出来ていましたね。
でも、ちょっと文字の大きさといい、配色といい、とても見辛かったですね^^
1対1だし、やっぱりメールの方がいいのかなと、今は思います。
さて、メールに移る前の最大のテーマがこちらでした。
・自分もプラス思考になれるのか
・どうやったら吃音が恥ずかしくなくなるのか
吃音センセイでハズミがつくといいなと思い、託してみましたが、残念ながら、あなたには不発でした^^
そこで次の一手ですが、
こうなるとやはり自分自身で「意識改革」する他ないと思います。
というより、本当はこれが王道ですね。長い人生に応用が効きますから。
私のブログの一番最近の投稿は、まるりいぬさんとのコメントのやり取りで、
http://kitsuontherapy.com/archives/5386
核心に触れずに終わっていますので、ここで続けますね。
吃音への意識
吃音者は、常に、吃音への「意識」を持っています。
・どもりそうだ。
・どもったらどうしよう。
・どもったら恥ずかしい。
どんなに体調が良くても、気分が良くても、これがある限りどもります。
あのコメントに書いたとおりです。
『緊張もなく、楽しい気分で友人とスラスラ流暢にしゃべれているのに、次の言葉が普通に出てこないのが吃音というものです。そして、毎度のことですから、相手に悟られることもなく言いかえを出来るのが、器用な吃音者です。私がそうでした。
結局、吃音の克復とは、この「意識改革」に尽きると言えます。』
では、意識改革とは?
・どもりそうだ。
・どもったらどうしよう。
・どもったら恥ずかしい。
意識というのは、このように、自分の思考や感情です。
そして、文字にすれば分かるように、この場合は、「迷っている」状態です。
では、どうするか?
迷っている人には、正しい答えを教えてあげる。
たったこれだけのことです。
・ああ、どもりそうだ。
→そうだよね。 でも大丈夫だよ。どもらないから。
・でも、どもったらどうしよう。
→そうだよね。 でも別にどもってもいいじゃない。
・でも、どもったら恥ずかしい。
→そうだよね。 それは分かる。恥ずかしいよね。
でも、みじめには思わなくていいよ。頑張ってるんだから。
それにね、体質の問題でもあるし。
でもね、ホントにどもってもいいやと開き直れたら、どもらなくなるって、
フリーマインドさんが言ってたじゃない。
あなたのゴールは、もうすぐそこだって言ってたでしょう。
こんな感じです。
ここは理詰めです。
自分が納得するまで説得してみてください。
私と延々とやり取りしてみてもいいですよ^^
ちなみに、私はこの方法で、しかもメールと電話だけで、友人の躁鬱を治してしまったことがあります。
余談ですが、彼の場合は、病院が入院準備までしていたほど重症でした。
でも、結局、入院をすることもなく、むしろ、途中で通院も薬もやめてしまいました。
彼曰く、「病院では絶対に治らなかった」とのこと。
実際に診察をし、薬を処方した医者よりも、遠く離れた場所にいた親友である私の方が、医者以上に彼を診ることができたし、薬よりも、言葉の方が効いたということです。
言葉や文字というのは(もちろん思いもね)、心に、脳に、本当に届くし、響くのです。
素直な人は、とても簡単に納得するでしょうし、
そうではない人には十分な説得が必要ですが、それは単に時間の問題です。
必ず出来ます。
緊張も同じです。
・ああ、緊張してきた!
→そうだよね。 でも、みんな同じだろうね、きっと。 →そうだよね!?みんな同じだよね。
こんな感じです。
後、さらに追加すると、
ストレスを隠そうとして、吃音を引き起こしている自分自身の脳に語りかけてみてください。(TMS理論)
私の脳みそさん、もうバレてるよ。TMSだって。
だから、もう私を吃音にさせる必要はないよ。
というより、そっちの方がストレスだし^^
自分が臆病なのも、大きなストレスを抱えているのも十分わかってる。
分かってるし、それを受け止める覚悟もあるから。
ありがとう。もういいよ。
こんな感じです。
えー!意識改革なんて、難しそう!
こんなことを言わせないように、
これでもか!というくらい簡単に説明してみました^^
不明な点があればいつでもご質問ください。
では、今日も一日頑張りましょう!
2013年5月31日追記
肝心なことが抜けていました。
どんな説得も、励ましも、自分のことを嫌いな人の心には届きません。