吃音克服法としての腹式呼吸について

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私は、

腹式呼吸など

体のトレーニングでは、吃音は治らない。

と、考えています。

 

こどばが、のどの奥につまって出てこない吃音特有の症状は、

吃音を恐れる心、

言葉が出てこないという思い込み、

吃音を受け入れられない心など、

様々な吃音へのマイナスの思いが原因で、

体が硬直しているからです。

 

確かに、

どもりそうな時の吃音者の呼吸は浅く、

声は小さいです。

 

そこで、

 

もっと堂々と大きな声で、

お腹から、空気と一緒に押し出すように、

腹式呼吸で声を一気に吐き出せば、

 

→せきを切ったように声が続いて出てくるのではないか

 

という考え方が登場してくるのは、

仕方がないことだと思いますし、

あながち間違ってはいないようにも思えるのですが、

 

やはり間違いだと思います。

 

実際に、私も、どもっていた時は、同じ理屈を考えて、

最初の発声を強くしてみたり、伸ばしてみたり、

色々な方法を考えて実践してきましたから、全く分からないわけではありません。

 

しかし、

吃音者の浅い呼吸と、小さな声、体の硬直は、

どもってしまうかも知れないという恐怖心などのマイナスの感情から来ています。

 

つまり、結果です。

 

原因が、吃音に対する、自分自身の様々なマイナスの感情=心だと分かれば、

腹式呼吸が有効だとは誰も思わないでしょう。

吃音は、『心』の問題なのですから。

 

そして、大きく深呼吸したくらいで、

吃音へのマイナスの感情が拭い去れないことくらいは、

すでに私たちは経験で知っています。

 

結局、

本当の意味で、吃音を克服するのに必要なのは、

腹式呼吸などの体のトレーニングではなく、

心のトレーニングなのです。

 

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