子どもの場合は、どうやってその心の在り方や意識の改革をさせればいいのでしょうか?
はじめまして。
Nと申します。
3月3日生まれの6歳(小1)の次女に吃音があります。
発症は2歳半ぐらいだったと思います。
きっかけとなったのは、次女が1歳1ヶ月のときに、長男が生まれたことだと思います。
まだまだ母親の愛情が欲しい時期なのに、赤ちゃんが生まれてしまったこと、
そして母親の私が年子の世話に追われ、イライラしっぱなしだったこと・・
原因はそれに尽きると思います。
3歳半ぐらいのときに、吃音では?ということに気付き、
それからは、今までの自分を反省し、態度も改善してきたつもりです。
次女の吃音は3、4歳の頃に比べると、かなり改善はされてきましたが、
でもやはり連発や伸発を含んだ話し方です。
今は、朝の出席時に「はい、元気です。」が言えないようで
最近はどもるのを気にして、黙っているようです。
中村さんの無料セミナーも見ましたが、
子どもの場合は、どうやってその心の在り方や意識の改革をさせればいいのかわからず、
メールさせて頂きました。
何かアドバイスがあればご享受下さいませ。
よろしくお願い致します。
N様
はじめまして。
吃音セラピーのフリーマインドです。
3月3日生まれの6歳(小1)の次女に吃音があります。
発症は2歳半ぐらいだったと思います。
3月3日生まれの女の子というだけで、
なんだかヨイですね。
私の娘も小1です^^
きっかけとなったのは、1歳1ヶ月のときに、弟が生まれたことだと思います。まだまだ母親の愛情が欲しい時期なのに、赤ちゃんが生まれてしまったこと、そして母親の私が年子の世話に追われ、イライラしっぱなしだったこと・・
原因はそれに尽きると思います。
確かに、それが原因かも知れませんが、
私は、吃音になる人は、いずれ吃音になるんだと思っています。
あまりお母さんご自身を責めないでください。
中村さんの無料セミナーも見ましたが、子どもの場合は、どうやってその心の在り方や意識の改革をさせればいいのかわからず、メールさせて頂きました。
何かアドバイスがあればご享受下さいませ。
アドバイスは、たったひとつです。
親が動揺しないこと。
動揺しないなんて、難しすぎる!
と、思いますか?
実は、その難しさが、吃音克服の難しさなのです。
あなたのお嬢さんも同じ難しさを感じています。
吃音に対するマイナスの感情がある限り、
吃音は無くなりません。
まずは、お母さんが吃音なんてどうでもいいと開き直れる心境にまでたどり着くこと。
そして、その状態で、お嬢さんと接することです。
今は、吃音に関する情報を集めているところかも知れませんが、
深追いは禁物です。
最近は、どうでもよい情報であふれかえっていますから。
中村さんの無料ビデオセミナーと、私のブログで十分です。
とにかく、吃音を学問の対象にしないで下さい。
吃音は、とてもシンプルなものです。
近々、吃音の情報に対する接し方についての記事を書きたいと思っています。
1か月以上ぶりの更新ですが、
なかなか忙しくて手が回っていません^^
ブログ記事については、もうしばらくお待ちください。
分からないことがあれば何なりとどうぞ。
フリーマインド
フリーマインド様
お忙しい中、早々にお返事頂き感謝致します。
色々なサイトに、誰のせいでもないと書かれていて、
頭では分かっていても、ずっと自分を責め続けていました。
次女の吃音の話になると、涙が自然と溢れてきます。
同じクラスの男の子にからかわれたり、
高学年の子が長女に、「妹は障害者?」と聞かれたりしたことが
私にとってはとてもショックでした。
加えて、ネットでは小学生になるまで吃音が消えないと
一生治らないとよく書いているので、かなり焦っていました。
親が動揺しない・・・
その言葉にハッとしました。確かに今までの自分は、動揺しまくりでした。
家でも「はい、元気です」の練習をさせたりして、逆に本人に意識させていたなと反省しました。
マイナスの感情を捨てる・・・
そして動揺しない・・・
今までの自分と反対の思考にならないといけないんですね。
なんだ、そんなシンプルなことだったんだ!と目から鱗が落ちた気分です。
大きな愛情で包み、温かく見守るだけでよいのですね。
ありがとうございます。
相談して本当によかったです。
ブログ記事の方も楽しみにしています。
また何かあったときは相談させてください。
N様
おはようございます。
私の返事がお役に立てたようで何よりです。
吃音セラピーをやってて本当に良かったと思えるのがこの瞬間です^^
子供の吃音については、
私のブログでもカテゴリーを作ってありますが、
現在の結論は、この記事になります。
そして、吃音セラピー以外に、
私が是非読んで欲しいと思っているHPがこちらです。
どうぞ参考になさって下さい。
ここで相談ですが、今回のやり取りをブログに転載しても良いでしょうか?
○○さんはNさん。娘さんは、長女・次女にします。
親が動揺しない・・・
その言葉にハッとしました。確かに今までの自分は、動揺しまくりでした。
同じところで立ち止まっているお母さんが、
日本中におおぜいいらっしゃると思うのです。
どうぞご検討下さい。
フリーマインド
N様
マイナスの感情を捨てる・・・
そして動揺しない・・・今までの自分と反対の思考にならないといけないんですね。
なんだ、そんなシンプルなことだったんだ!と目から鱗が落ちた気分です。
大きな愛情で包み、温かく見守るだけでよいのですね。
そのとおり。
百点満点の答えです^^
Nさん、
気づけましたね^^
お嬢さんに、
そしてお嬢さんの吃音に、
感謝してあげてください。
フリーマインド
フリーマインド様
おはようございます。
転載の件、OKです。
どうぞよろしくお願い致します。
ブログの方もまた熟読させて頂きますね。
子どもの吃音に変化があれば、そのときはまた
ご報告させて頂きます^^
この度は、本当にありがとうございました!
追記:一番大切なこと。
2014.1.29.
お嬢さんに、
そしてお嬢さんの吃音に、
感謝してあげてください。
具体的には、
ありがとう
この言葉と、気持ちが大切なのです。
「お父さんの娘に生まれて来てくれてありがとう」
娘が生まれて今日まで、私が一日もかかさず娘にかけ続けている言葉です。
別に子育てのテクニックでやっているのではありません。本心からです。
子供は親に色々なことを教えるために、自らの親を選んで生まれて来てくれるのだと私は思っています。
( ↓ じつは、この本の影響なんですけどネ^^私の本棚から永久に消えることのないお気に入りの1冊です。)
子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。(Amazon)
子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。(楽天市場)
子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。(honto)
親の心からの「ありがとう」が、子供に与える効果は本当にすごいですよ。
どうぞお試しください。
今日から毎日お子さんへの「ありがとう」を続けて下さい。
そして、慣れてきたらすべてのことがらに対して「ありがとう」を実践してみて下さい。
きっと、Nさんの日常が変わってきます。
まずは、お母さんが「ありがとう」の威力を感じて下さい。
お母さんを通じて、
「ありがとう」のクセがお子さんにも身についてきたらシメたものです。
吃音なんて、いつの間にかどこかにいなくなってしまうはずです。
本当ですよ。
私が既に実証済みです。