吃音セラピーの『理念
 吃音セラピーは、「元」吃音者の私が、私自身の経験から、吃音どもりは『治る』というメッセージを発信しています。
 吃音セラピーは、読むだけで、吃音が治るサイトを目指しています。

吃音セラピーの『結論
 【吃音】【結果】吃音への【恐怖】【嫌悪感】などの【マイナスの感情】【原因】
 吃音は、心の問題と理解し吃音を心から受け入れ吃音を克服しようと思わなく成れれば、吃音は必ず治ります。

吃音の治し方はトップページの一番最初に書いてあります。
どうぞご覧ください。とてもシンプルです。

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「私は吃音なのでしょうか?」という質問にお答えしました

私とKさんとのメールのやりとりをシェアしたいと思います。

この方のメールを拝見していて、

 

自分のこの症状は何なの? これが吃音??

 

世の中には、こういう疑問にぶつかっている人はたくさんいると思いました

 

私自身、医者から吃音の宣告を受けた経験なんてありません。
いつの間にか、吃音という言葉を知っていて、自分のことだと思うようになっただけのことです。

もっと言えば、「どもり」という言葉は知っていましたが、
「吃音」という言葉を知ったのはもっと後のことでした。

 

同じような疑問を持つ方が世の中には大勢いらっしゃると思い、
Kさんには転載の許可をいただきました。

「誰かのお役に立てるのなら喜んで!」
私とメールをする人はこう言ってくれる人がとても多くて、
本当に嬉しく思います。

 

『愛』。ですね。^^

 

2013.7.28.

はじめまして
突然のメール失礼いたします。

私は中学の時から声が思うように出なく試行錯誤していたところ、吃音に行き当たり、同じ症状がでている点も多くあったので、もしかしたら吃音者なのかもと思うようになりました。

私が声が出にくくなった始まりは、中学の時部活で大きな声を出そうとして、体を力ませ無理やり出し続けていたのがきっかけだと思っています。(それ以前は普通でした)

それから高校卒業するまで、大きな声を出そうにも呼吸が浅いのか息をすぐに吐き切ってしまう、出せたとしても響かない息っぽい声、出し始めの声が音になっていない等の症状が出ていたのですが、無理やり声を出し続けました。(当然、声は出しているものの、まともに自分の声は届いてないです)

その間、腹式呼吸や声出し練習なども試してみたのですが、よくなりません。

そんなに大きな声を出す必要がなくなってからも、プレゼンで少し大きな声を出すときや普通の声で親しい人と話すときにも、息をすぐに吐き切って声が続かない・それにより息が続くうちに喋りきろうと早口になる、出し始め声が音にならない、声が裏返るなどの症状が出ています。

私の場合、ひとりで朗読で練習するときにさえ、同じような症状が出るのですが、寝転んで読むなどすると声が出しやすくなるので、やはり体が力んでると声が出なくなっている気がします。

また最近気づいたのですが、電話対応などで会話をしている時に始めはいつも通り声が出しにくいのですが、本当に会話の内容だけに集中すると普通に声が出せてたりするのです。面接のときなども、あまり声の出しづらさで苦労しませんでした。(今は、悪化している気がするのでわかりませんが・・・)

仕事をする上で治したいのですが、吃音に対する精神的な対策を取ればよいのか、発声の練習をするべきなのか、判断がつきません。
どのような対応をすればいいのでしょうか?

症状を長く漠然と書くだけで、わかりにくいとは思いますが、お時間があるときにでも、お答えいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

2013.7.29.

K様

はじめまして。
吃音セラピーのフリーマインドです。

メールを拝見しました。

何とも不思議な症状ですね。
私が何とも不思議な症状と表現するということは、
吃音とは違うような気がしているということです。

吃音は、大きな声が出しにくいとか、
息が続かないとか、
そういう肉体的なものではないからです。

吃音は、どもることへのマイナスの感情に、体が支配されて、
声を出そうにも、のどの奥に言葉が詰まって出てこない精神面が主体の症状です。
空気すら出て来ません。

声が乗っかっていなくても、空気が出てくるのであれば、
そして、
話すこと、どもることへの恐怖感や劣等感などのマイナスの感情が無いのであれば、
吃音ではありません。

吃音が精神的なものと私が言いきるのは、
確かに、吃音自体は、体の症状なのですが、
それは単なる「結果」に過ぎません。

その証拠に、
どもっている間に起きている一番大きな症状は、

『パニック』

です。

どもっている時というのは、
どもっている自分に、

『パニクってる状況』

なのです。

そして、ますます声が出なくなる。
こういう症状が吃音なのです。

 

どうですか?
Kさんの症状は、そういう症状ですか?

違うとしたら、吃音ではありません。

 

仕事をする上で治したいのですが、吃音に対する精神的な対策を取ればよいのか、発声の練習をするべきなのか、判断がつきません。
どのような対応をすればいいのでしょうか?

 

という訳で、
今回のメールだけで判断する限り、吃音ではありませんので、
後者の発声の練習をするべきだと思います。

他に、何か伝え忘れたとか、気になる点がございましたら、
また、その後の結果なども教えていただけるとうれしいです。

以上、よろしくお願いします。

フリーマインド

2013.7.29.

フリーマインド様

お早いご回答ありがとうございます。

そうだったんですか。
私の場合声が出にくくて、声を出すことに意識が行き過ぎたり
コンプレックスに感じていることはありますが

声にならなくても空気すら出てこないことや
声が裏返ったり、続かなくても、全く声が出なくなることはありません。

なので、発声練習に励んでいきたいと思います。
何か進展がありましたら、お伝えしたく思いますので
よろしくお願いいたします。

アドバイスありがとうございました。

2013.7.30.

K様

そうだったんですか。
私の場合声が出にくくて、声を出すことに意識が行き過ぎたり
コンプレックスに感じていることはありますが
声にならなくても空気すら出てこないことや
声が裏返ったり、続かなくても、全く声が出なくなることはありません。
なので、発声練習に励んでいきたいと思います。

 

吃音ではありません。
間違いないです。

自分が吃音なのかどうか分からないという方がいらっしゃるんですね。

 

私にとっては新鮮な驚きでしたが、
確かに、私自身も病院に行って、
「あなたは吃音です」
と、言われたわけではありませんので、納得しました。

 

もしかしたら、
世の中には、Kさんと同じような症状で、
「自分は吃音なのか?」と、
悩まれている方がいらっしゃるかも知れません。

 

ひとつお願いなのですが、
今回のやりとりをブログにそのまま転載してもよろしいでしょうか?

Kさんと同じように、救われる人がいると思うのです。

K○○様ではなく、K様でいこうと思っています。

以上、ご検討下さい。

フリーマインド

2013.7.30.

フリーマインド様

ブログの件、了承致しました。
ご自由に転載してくださって構いません。

もし何かに役立てるのなら光栄です。

2013.7.31.

K様

ご協力ありがとうございます。
必ず誰かの役に立ちます。

どうぞ、頑張ってくださいね^^
応援しています。

フリーマインド

 

今日も、プラス思考なだけの私の記事を、最後までお読みくださりありがとうございます。

吃音を克復するということは、吃音へのマイナスの感情をいかにして無くしていくか。

吃音は治ると信じつつ、吃音を治すことに固執しない。開き直る。良いものは取り入れる。

このへんの理屈が腑に落ちれば、必ず治ります。これはもう間違いないです。

プラス思考で、今日も頑張らずに、頑張りましょう^^

何か、不明な点がございましたら、メールなりコメントなりでご連絡ください。
(ブログでは書けないこともありますから、メール、大歓迎ですよ^^)

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